熱中症予防に「暑熱順化」
みなさん、こんばんは。
梅雨明けして、暑い暑い夏がやってきました。
しかし、今年は梅雨が長く、比較的涼しい日々が続いていたので、急に暑くなったという感覚の人も多いかもしれません。
また、体が暑さに慣れていないため熱中症になりやすくなったりもします。
そんな今夏に是非やっておきたいのが「暑熱順化」です。
今日はお題スロット「最近知った言葉」で、暑熱順化についてみていきたいと思います。
暑熱順化とは?
暑熱順化(しょねつじゅんか)とは、徐々に体を暑さに順応させること。
「暑熱馴化」「暑熱順応」とも表記される。
急に暑くなって、体が暑さに慣れていない今の時期に丁度良い話題ですね。
では、体を暑さに順応させるには?暑熱順化するにはどうしたらよいのでしょうか?
暑さに慣れる=発汗を促すこと
暑熱順化とは暑さに慣れることを言いますが、暑さに慣れることは汗をかける体になることだと言います。
汗をかくことが出来ない体では体温が上昇し熱中症になってしまいます。
汗をかける体は汗が体から気化熱を生じさせ体温の上昇を防ぐことが出来ます。
そのような体づくりが暑熱順化とも言えます。
汗をかく体づくりには、簡単な運動をや入浴・サウナなどで汗をかくことが効果的です。
発汗作用を促進することが暑さに慣れることに繋がります。
運動や入浴で軽く汗をかくことが熱中症の予防になるようです。
暑熱順化は1週間から10日で効果が出るそうです。
いつもシャワーだけの方は今日からでもお風呂にゆっくりつかって汗をかいてみてはいかがでしょうか。
エアコンの設定温度を見直す
暑いのでついついつけっぱなしにしてしまうエアコン。
熱中症予防としては積極的に使うのが良いですが、設定温度を見直すことで暑さに強い体にもなれます。
冷えすぎの部屋より、設定温度を高めにした部屋で過ごすことも暑熱順化になります。
また、朝夕の気温が低めの時に空気を入れ替えるのも効果的です。
水分補給も大事
発汗作用を促す暑熱順化と環境温度を見直す暑熱順化の2つをみてきましたが、いずれの場合にも適切な水分補給が必要となります。
熱中症の予防としても水分補給は重要です。
また、水分だけでなく、塩分(ナトリウム)の補給も大切になっています。
終わりに
暑熱順化についてみてきました。
暑熱順化とは暑さに体を慣れさせること。
具体的には汗をかける体になることで、暑さに耐性をもつ体になることです。
しかし、順化するには1週間から10日ほどかかるそうで、もう少し早めにこの情報を知りたかったですよね。
まぁでも今からでも遅くはありません。
汗のかける体づくりをして、熱中症予防をしましょう。
水分・塩分の補給も忘れずに!