Google検索順位のクリック率 4位以下は1ページ目に掲載されてもあまり読まれない
みなさん、こんばんは。
自分の書いた記事はどこから読まれるのか?
検索流入が一番安定したアクセスとなり、それを目指してSEO対策なんかを行っているブログが多いかと思います。
自分の書いた記事の検索順位気になりますよね?
まずは検索結果に反映されること、掲載されることを目指したいですが、掲載されても検索上位でなければほとんど読まれないという結果がでています。
今日はGoogle検索順位のクリック率についてみていきたいと思います。
検索順位別のクリック率
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ここでは、Google検索で、2万個の検索キーワード、6000万回を超えるクリックを90日間(2017年4月~7月)調査した結果が示されています。
まずは、検索結果の1位から10位までのクリック率を見てみましょう。
1位:21.12%
2位:10.65%
3位:7.57%
4位:4.66%
5位:3.42%
6位:2.56%
7位:2.69%
8位:1.74%
9位:1.74%
10位:1.64%
こちらは単一キーワードの検索結果のクリック率となっています。
1位から10位を見ていると4位以下は5%未満でほとんど読まれる機会が無いことが見て取れます。
10位までというと、検索結果の1ページ目ですが、8位以下になると2%未満となりさらに読まれる機会が少なくなっています。
一方、上位を見てみると1位が圧倒的に多いですね。
2位と比べても約2倍のクリック率となっています。
3位でさえも1位の3分の1ほどの7%半ばのクリック率です。
6位以下は3%にも満たないクリック率
6位、7位では3%にも満たないクリック率です。
そして、それ以下の8位から10位はリンク先のグラフにもあるように、2ページ目のクリック率(11位から20位)とほぼ同じ数値となっています。
1ページ目に載ってもページの下の方だと2ページ目のクリック率と大して変わらないのが分かります。
せっかく1ページ目に載っても、上位(1~3位くらい)でなければ、ほとんどクリックされず読まれていないという残念な結果になっています。
検索に掲載されても上位じゃなければほとんど読まれない
上で見てきたように3位くらいまでに掲載されないと、思ったほど読まれないことがクリック率という数値によって明らかになっています。
実際、自分で検索して求めている情報は1位から3位くらいまでで十分満たされる場合が多いですよね。
そうした結果が数値として如実にあらわれていますが、残念なのは1ページ目に載っても6位以下は3%も満たないクリック率であることです。
検索に記事が掲載されても上位でなければ、読まれる機会はほとんどないということを覚えておくと同時に上位に掲載されるためにリライトなどをして少しでも上位に載るような方法をとらないと検索流入は増えないことも覚えておかなければなりませんね。
複合キーワードでは結果は少し異なる
単一キーワード(1単語)の検索結果のクリック率を見てきましたが、これが複合キーワード(2単語以上)の検索結果となるとまた違った結果になります。
単一キーワードの場合は、1から3位くらいで満たされる情報が多いですが、複合キーワードの場合、ユーザーが求めている情報が細分化されるため、1から3位でも満たされない場合が多くなります。
そのため、単一キーワードに比べ、下位の検索結果でもクリック率はあがる傾向にあります。
そのため1ページ目の下位だけでなく、2ページ目のクリック率も単一キーワードと比べると高い数値になります。
単一キーワードで検索上位に食い込むのはかなり難しいです。
複合キーワードで上位を狙うのは単一キーワードよりは狙い易く、上位でなくともある程度、クリックされる機会に恵まれると思います。
単一キーワードではなく、複合キーワードでの検索上位を狙うことのほうがより現実的なSEO対策と言えると思います。
終わりに
検索に掲載されるだけでも難しいのに、掲載されても上位でなければクリックされる率が低いというのを改めて数値で確認できました。
単一キーワードは競争率が激しいので、検索結果の上位に食い込むほぼ不可能と考えても良いでしょう。
狙うなら複合キーワードでの掲載です。
単一キーワードに比べて、下位でもクリック率が高いので、読まれる機会がより多くなります。
タイトルを見直してみたり、リライトすることで、複合キーワードでの検索結果に掲載されるよう頑張りたいものです。