明日から休校。コロナウイルスのアウトブレイクとパンデミックについて
みなさん、こんばんは。
明日3月2日から全国の小中高で臨時休校が始まります。
実際は明日も投稿して、終了式などをすませてから休校する学校も多いようです。
いよいよ子どもたちの自宅待機が始まりますが、小さなお子さんの場合、一人にしておけないなどの心配もありますよね。
そのために親が仕事を休むなんて事例も多くなるはずです。
それでも社会は回っていくでしょうが、なんらかの支障は出始めそうですよね。
まだ、日本では大流行までには至ってないとは思いますが、ここ2週間が正念場になるのは間違いなさそうです。
不要不急の外出はさけ、マスクの着用やうがい、手洗いなど自己防衛を怠らないようにしましょう。
今日は感染症に関するアウトブレイクとパンデミックの違いについて書いてみたいと思います。
日本ではまだまだ大流行とは言えない
連日、コロナウイルスの感染者や死亡者がニュースで報じられています。
しかし、中国や韓国に比べるとまだまだ少ないほうです。
発生源の中国はもちろんすごい数になっていますが、人口も多いのである意味多いのは納得できます。
韓国の方はここ数週間で一気に感染者が増え、日本を追い越してしまいました。
対策が遅かったのか、集団感染が止まらない勢いです。
両国に比べると日本はまだまだ抑え込める可能性はかなり高いと感じます。
小中高の休校と国民の外出自粛、イベントなどの自粛が行われる、ここ2週間が山場ですね。
アウトブレイクとパンデミック
コロナウイルスのニュースでたまに聞く、アウトブレイクやパンデミック。
両者とも感染が拡大する様を意味していますが、規模が違いがあります。
アウトブレイク
感染症のアウトブレイクとは、「一定期間内(time)に、特定の地域(place)、特定の人間集団(person)で予想されるより多く感染症が発生すること」を指す。
アウトブレイクは一定期間、地域、集団で起こる感染で、今回のコロナウイルスで言えば、ダイアモンドプリンセス号での感染拡大がそれに当たると考えられます。
アウトブレイクはパンデミックと異なり、規模が小さい特定の地域などでの集団感染を指します。
武漢での感染拡大の初期段階もアウトブレイクと言えそうですね。
パンデミック
パンデミックとは、①ある病気(感染症)が国中あるいは世界中で流行すること。②ある感染症(特に伝染病)の(顕著な感染や死亡被害が著しい自体を想定した)世界的な流行。③(感染症などとは関係なく)世界流行とも。
アウトブレイクと違ってパンデミックは国中や地球規模での流行を言います。
また、感染症の流行には規模に応じて3段階に分類されるようです。
1. エンデミック・・・狭い範囲に限定、患者数も少なく、感染スピードも遅い状態
2. エピデミック・・・特定のコミュニティ内での一定期間の感染。
3. パンデミック・・・国中や世界中で感染が拡大すること。
アウトブレイクは2. のエピデミックに近い状態であるようです。
終わりに
WHO(世界保健機関)によると、現状ではまだパンデミックの状態ではないそうです。
ですが、コロナウイルスが世界全体で流行する危険度は最高レベルの「非常に高い」に引き上げました。
地球規模では今回のコロナウイルス(COVID-19)は現在、パンデミックの瀬戸際にある状況と言えるでしょう。
日本はもちろん、今後世界でも感染の早期収束を願うばかりです。