正しい土下座とは?田口淳之介さんの土下座は正しかったのか?
令和に入って早1ヶ月と1週間。
自動車での痛ましい事故や無敵の人による通り魔的な殺傷事件、親が引きこもりの子を殺害する事件など見ていてやりきれない事件が多発してますね。
山里亮太さんと蒼井優さんの結婚の話題は令和に入って珍しく明るいニュースでした。
そして、昨日は大麻所持で捕まった田口淳之介さんが保釈され報道陣に向けて土下座。
ホントいろいろなニュースがありましたね。
今日は田口淳之介さんが行った土下座について考えてみたいと思います。
土下座とは?
土下座(どげざ)とは、土の上に直に坐り、平伏して礼(お辞儀)を行うこと。日本の礼式のひとつで、姿勢は座礼の最敬礼に類似する。本来は極度に尊崇高貴な対象に恭儉の意を示したり、深い謝罪や請願の意を表す場合に行われるため、互礼ではなく、一方のみが行うが、土下座の意図に対して土下座された相手が謝絶を示す為に同じ礼を行うことがある。
相手に向かい正座した上で、手のひらを地に付け、額が地に付くまで伏せ、しばらくその姿勢を保つ。現代では土の上とは限らず、本来は座礼をしないような床(洋間の床など)や舗装地などで行われるものも土下座と称される。
土下座とは、最大級の謝罪という意味合いも大きいですよね。
上の説明からすると田口淳之介さんの土下座は形式的には正しい土下座だったのかもしれません。
相手あっての土下座
さて、田口淳之介さんは誰に向かって土下座したのでしょうか?
私はKAT-TUNや田口淳之介さん本人のことに疎いので彼がどんな活動をしていたのかわかりませんが、彼はこれまで付き合いのあった仕事関係の方々やファンに向けて謝罪の意味で土下座したんだと思います。
ただ、テレビでの土下座を見て違和感しかなかったですね。
それは前述のとおり私が彼のことをあまりしらないし、彼と何の関わりもないからです。
突然知らない人の土下座を見せられて変な気持ちにもなります。
彼にとっては最大級の謝罪であったとしても彼と関わりのない我々には単なるパフォーマンスにしか見えなかったです。
彼にはこのタイミングしか謝罪する機会がなかったのかもしれませんが、テレビカメラを通しての関係者への謝罪は形だけのものにしか思えませんし、それが土下座までされると違和感をとおりこして滑稽でもあると感じました。
土下座は謝罪相手の眼の前でするものでしょう。
カンニング竹山さんも仰っていましたが、まさに芝居がかっていて逆効果でした。
何気なくテレビを見ていて突然土下座って結構インパクトはありましたが、なんだかあっけにとられたというか、開いた口が塞がらないというか・・・。
正直私には違和感しかありませんでした。
土下座するなら関係者の眼の前でするべきです。
彼がこれからの更生の道すがら、関係者と会える機会ができた時こそ本来の謝罪の意味で大げさかもしれませんが土下座という選択肢もあるのではと思いました。
昨日の時点での土下座は彼にとっては最大級の謝罪だったかもしれませんが、彼の自分本位の謝罪の形でしかなかったかなと・・・。
正しい謝罪としての土下座は相手あってのものだと思います。
テレビやカメラを通しての謝罪は本来の謝罪ではないと思います。
あと・・・こうした場合の謝罪で土下座が慣例化しないことを願うばかりです。
こうした土下座は見ていて違和感しか感じませんからね。