モラトリアムを謳歌した街と理想の住みたい街
私は今現在、実家暮らし。
今風に言うと「子供部屋おじさん」です。
ネガティブな意味合いが強そうなこの「子供部屋おじさん」ですが、私個人としては年々老いていく親の世話も兼ねているようなもので、もう実家を出れない状況でもあります。
そんな私は、ずっと実家暮らしというわけではなく、学生時代の4年間は一人暮らしをしていました。
今日は、お題「住みたい街、住みたかった街」について書いていこうと思います。
モラトリアムを謳歌した学生時代に住んだ街
私は大学の4年間をさいたま市で暮らしました。
この4年間は私の人生で最も楽しかった時期でもあるかなぁと思い返されます。
一人で暮らすという大変さもありますが、何より自由を手に入れたような気分で当時はホントに何をするにも楽しかったなぁと思います。
都心まで適度な距離で、それほど都会都会していない点で、東北から出てきた田舎者には居心地がよい街でした。
住み始めてまず、驚いたのは近場の駅と駅の距離が短いこと。
田舎の駅と駅の距離は結構ありますが、埼京線や京浜東北線の駅と駅の区間が短く、最初の頃はすごくびっくりしました。
歩きやチャリで行ってもそれほどの距離ではない点に都会を感じたものです。
さいたま市はもとは大宮市と浦和市と与野市が合併してできた市です。
私は旧浦和市に住んでいましたが、田舎者には程よい都市感ののんびりとした街という印象でした。
4年間楽しくモラトリアムを謳歌して、実家に戻った私ですが、今でもあの頃の感覚が時々蘇ったりして、楽しかったなぁと過去を思います。
今住んでも同じような感覚は得られるでしょうか。
若さがあったからこそ、みずみずしい生活が送れたのかもしれません。
住む街はその人の年だったり、境遇だったりで見え方が変わってくるものですよね。
今、住みたい理想の街
どこの都市に住みたいという願望は特にないです。
実際、暮らしたことがあるのは今住んでいる市と学生時代を過ごしたさいたま市のみです。
どちらがよかったとかいうのもないですね。
双方にそれぞれ思い出や思い入れがあり、比べるのとは別ものです。
ただ、自分が今後住みたい理想の街というのは漠然とですがあります。
とっても現実的で面白みがないかもしれませんが、コンビニと100円ショップ、ホームセンター、そして役所が近くにある街というか地域に住みたいですね。
車がある生活圏内ではこれが満たされますが、徒歩でこれが満たされる地域に住みたいです。
コンビニ・・・今や便利の塊みたいなものですよね。
買い物はもちろん、公共料金の支払いからATMでの入金や引き出し、チケット販売などなど、今のコンビニはなんでもできる万能なお店です。
それに100円ショップとホームセンター。
安いものがなんでも揃うこちらも万能なお店。
そして、各種手続きをする役所。
これは老後を見据えたチョイスです。
歳を取ると何かと役所のお世話になるかと思うので、なるべく近く、老後を考えて車ではなく、徒歩で通える近さが大事です。
なんか現実的すぎて面白みがないですが、今考える理想の街はそんな感じかなと思いました。
あくまで理想の街(地域)ですからね。
多分、親を看取るまで私は実家暮らしを続けるでしょう。
今現在の実家暮らしもそんなに悪いものじゃないです。
家族と暮らす幸せ。
単純ですが、そのちょっとした日常の幸せがあるから日々楽しく暮らしていけるのかもしれません。
上で述べた立地条件も大事ですが、住みたい街は誰と暮らしていくかも大事ですよね。
理想の住みたい街は大切な人と一緒にいられる街かもしれませんね。
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