デマの拡散はウイルスより早い
コロナウイルスの脅威がデマを拡散させています。
COVID-19は実は生物兵器だったとか、お湯を飲むと予防できるとか感染しないとか、トイレットペーパーの生産が滞るとか・・・。
現在の社会では、SNSの影響もあって、デマはウイルスの拡散よりも早いように感じます。
トイレットパーパーの買い占めはホントやめてもらいたいです。
うちのトイレットペーパーは袋半分ほどです。
もうそろそろ買わないとやばい状況です。
マスクもそうですが、こうしたデマに惑わされず、本当に必要な人に行き渡るようにしてほしいですね。
デマとは?
デマとはデマゴギー(独: Demagogie)の略で、本来は政治的な目的を持って意図的に流す嘘のことであり、転じて単なる嘘や噂、流言などを指すこともある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/噂#デマ
今回のトイレットペーパーの品薄というデマは、SNSから発生したとの見方が有力らしいですが、そもそもの発信元はこの人というデマも発生していて、ネット上で特定の個人を叩く状況も起きているようです。
デマのデマって・・・、情報社会の怖ろしさを見た気がします。
デマの拡散はウイルスよりも早い
今やインターネットなしでは暮らせないほどの情報化社会となっています。
時にSNSでの発言が一気に拡散する時代です。
ドラッグストアの空の棚の写真をアップすれば、それがどこでも起きている現象と捉えてしまいがちです。
ネットでの拡散はウイルスの拡散よりもハイスピードで進んでいきます。
1日も経たないうちにそれが全国で起きている出来事かのように思われ、自分も自分もとトイレットペーパーを余分に買ってしまうという行動に出てしまう方が増えて、全国のドラッグストアのトイレットペーパーの棚が本当に空になってしまいました。
ネットの情報は有益なものもあれば、間違った印象を与えてしまうものもあります。
意図的ではなくとも、受け取る方がそう感じてしまう場合だってあるのも事実かと思います。
ネットでの情報発信は時に発信者の意図しない間違った方向に進むこともあることも頭に入れておかなければなりませんね。
なぜ、デマを信じてしまうのか?
全国でトイレットペーパーが品薄になっていますが、生産体勢に問題はないし、安定供給にも問題はありません。
デマを信じてしまうのは強い「不安」を抱えているからだと思います。
今回の未知のウイルスの脅威で情報が錯綜していることも原因の一つですね。
正しい情報を冷静に受け止めれば、「不安」をいくらか解消することができます。
まずは正しい情報を得ることが大切になってきます。
ニュースや政府の会見、厚生労働省のHPなど信頼できるソースからの情報を受け取りましょう。
とは言え、今やSNSや掲示板などで情報を得る方も多いと思います。
信頼できる情報もあれば、それに値しない情報も溢れています。
情報の見極め方がとても大事ですよね。
どっかで聴いたことのある言葉ですが、嘘を嘘と見抜ける人だけがネットを使うべきです。
デマを見抜くには、正しい情報を得て「不安」を解消することがまず大事だと思います。
終わりに
デマの拡散がウイルスよりも早いということについて書いてみました。
ネットは有益な情報もあれば、間違った情報もあります。
その真偽を見極めるのは結構難しいものです。
個人個人がなるべく正確な情報を得ることができれば、「不安」も解消され、デマなどの拡散も防げると思います。
確かな情報を見極める目を持って、その上で行動していきたいものです。
ウイルスの収束もそうですが、今回のトイレットペーパーのデマも早く収束してほしいです。
うちのトイレットペーパーも残り少ないので、切に願うところです。
無用な買い溜めはやめましょう。
トイレットペーパーの供給は安定していることをよく認識して欲しいです。